2014年3月5日水曜日

ベンジャミン・バトンをみて


勉強に急ぐこともなく何をしようかと考えていると、映画を見ようと思いついた。
友人を誘い何を見ようか考えたが、皆如何せん金がない…
なので借りて見ようかということに。
準新作を借りる余裕さえないので旧作コーナーを探していると、中学生の頃に上映しており金がないから見れなかった映画が置いてあった。

この映画を見る前はきっと甘酸っぱいサクランボのようなものだろうと正直思っていた。

ベンジャミン・バトンはとても面白かった。
物語は主人公ベンジャミンの日記を持つ棺桶に片足を突っ込んでいるようなベッド上の老婆が娘に読んでもらっている日記をなぞりながら進んでいく。
主人公ベンジャミンの普通ではあり得ない、老人の見た目だが心は子供である目線からの老人ホームや普通に年を取る女性との恋などが変な言い方かもしれないがリアルに描かれている。
あり得ないことなのにとてもリアルでわかりやすいところは見やすかった。
物語を通じて、「死」というものがよく出てくるが死に行く人々は皆、抗わずに死を受け入れていく様は何か考えさせられるものがあった。

160分の映画のはずなのにとても重厚な時間を過ごした気すらする。

ぜひ、金もなく時間が空いていたら観てみては?

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